2021.08.01 03:33皇国の道 (一) 天神地祇を崇敬するは、皇国建始以来の国風にして、上は天津日嗣天皇より下庶民に至るまで、之を苟且に附したる事なく.国家安穏にして淳厚の俗を為し、天下は実に平安であつた。故に上下の国民の行動たるや、凡てを神祇に依托し、亳も私心を交ヘず、百般のこと皆神意を奉じて処理し決行...
2021.08.01 02:50皇道維新に就て (一) 皇道大本の根本大目的は、世界大家族制度の実施実行である。畏くも天下統治の天職を惟神に具有し給ふ、天津日嗣天皇の御稜威(みいづ)に依り奉(まつ)るのである。先づ我国に其国家家族制度を実施し、以て其好成績を世界万国に示して其範を垂れ、治国安民の経綸を普及して地球を統一し...
2021.08.01 02:38皇道の本義皇道の本義 世俗往々にして、我々の宣伝する皇道を目して、現代の所謂十三派の神道宗教と同一視し、以て神聖なる皇祖皇宗の御遺訓を奉釈する皇道大本と、宗教との根本的解釈に迷へる者多きは、実に斯道の為に慨嘆禁ずる能はざる所なり。吾人は茲に、皇道と神道との区別を略述し、世の誤解を解き、我国...
2021.07.31 15:07皇国憲法 国民がその国家の一大事に向つて誠心誠意憂慮奉公すれば、その国は健全に発達し、国の生命が弥栄に栄え行くけれども、国民が国家の一大事に対して憂慮しない様なことがあれば、その国は必ず滅亡の淵に臨むものである。 現在日本の一大事とは何ぞ、云ふ迄もなく日本精神たる皇道を忘れ欧米思想に惑溺...